2007年8月15日水曜日

中欧7日間 ~ブダペスト到着+街歩き・昼~



4日間滞在したウィーンを離れ、国際列車でブダペストへ。
所要時間は約3時間。

途中、車内ででパスポートチェックがありました。

オランダ、オーストリアも含め、大半のEU諸国が加入しているシェンゲン協定という取り決めがあります。この協定の加盟国内の移動は、基本的に自由。パスポートチェックは行われません。今までに訪問した国はこの協定に加盟していたので移動の際、入国審査はありませんでした。

今回訪問するハンガリーはこの協定の効力外(加盟はしているが、未実施)。
というわけで、こちらに引っ越して来てから初めてパスポートにスタンプ押されました。

電車内での入国審査にちょっぴり興奮しつつ、ブダペストに到着。
なかなか綺麗な構内だな~、と思って歩いてると寄ってくる人多数。

「アコモデーション?」「タクシー?」「チェンジ?」

国際列車の到着を待ち構えていた客引きのようです。今まで行った国では見かけなかった方々の歓迎を受けたため、ちょっとだけ気を引き締めつつ、移動。



ホテルでチェックインを済ませ、真っ先に向かった先はここ。
「ゲッレールト温泉」 w。

ハンガリーはヨーロッパでも有数の温泉大国。
ウィーン、ブラチスラバと歩き倒したのでリフレッシュ。

お湯の温度は一番高いので38度。ちょいぬるめ。プールも併設されてました。
あ、もちろん、風呂もプールも水着着用ですw。




温泉に癒されたあとはゲッレールトの丘へ。
ブダペストの街が一望できます。

ドナウ河に架かっているのがくさり橋。
左の写真に写っているドナウ河をはさんで

左側が「ブダ」地区。
右側が「ペスト」地区。

両方併せて「ブダペスト」。豆知識。



ブダペストで一番美しいと感じた建物はこれ。
ハンガリーの国会議事堂です。

国会議事堂のすぐ前に掲げられている穴の開いたハンガリー国旗。
1956年のハンガリー動乱の犠牲者を悼むためのものとのこと。

そういえばハンガリーは学生の頃に習った「鉄のカーテン」の向こう側の国。
もはやその言葉は過去のもののようです。




昔のハンガリー王の居城、ブダ王宮。
右の写真は王宮へ向かうケーブルカー。

ブダ側には丘が広がっていて、主要な観光スポットはその丘の上にあります。坂のない平らな国から来た観光客にはかなりキツイ坂があちこちにあります。





頑張って坂を登ればそこにあるのはいい景色。王宮のある丘(王宮の丘)にある漁夫の砦からはドナウ河の対岸に国会議事堂を望むことができます。




ハンガリーはマジャール人の国 (国民の9割以上はマジャール人)。
言語はマジャール語。もともとはアジアにいた民族らしい。

そのマジャール人が現在のハンガリーを征服したのが西暦 896 年。
建国千年を記念する建物がいくつかありました。

左は英雄広場と建国記念碑。
マジャール人の英雄達のブロンズ像で囲まれています。

右は聖イシュトバーン大聖堂。

建国千年にあたる1896 年に向け、1851年に着工したそうです。しかしながら、完成したのは1905 年。こういうゆるいトコ、好感が持てます(笑。



他にも見所がたくさん。
へとへとになるまで歩きまくりました。

今思えば、ハンガリーの温泉、かなり良かったな~。
オランダでも湧かないかな…。ムリか(笑。

0 件のコメント: