2008年1月29日火曜日

ロッテルダム国際映画祭 ~Audience Award~



ロッテルダム映画祭開催中。
先週末は近所の映画館へ行ってきました。

今回鑑賞した映画は以下の 2本。
どちらも思った以上に面白い映画でした。

この映画祭では観客が採点する 'Audience Award' なるものも行われています。

5点満点の採点表が上映前に観客に配られ、観賞後に回収されます。
その集票結果が映画祭の公式サイトで発表されてました。

ということで、先日鑑賞した映画の現時点での得点&順位を調べてみました。
ネタバレしない程度の感想とともにどうぞwww。


<殯の森(もがりのもり)>

英題は 'The Mourning Forest' となってました。
カンヌの映画祭で賞を取ったそうです。

字幕はフランス語とオランダ語。

この映画、知ってる俳優は1人も出てませんでした。
有名俳優使わなくても映画って撮れるんだな~と妙に感心ww。

あと、映像(とくに緑色) がとても綺麗でした。

眠くならなかったのでいい映画だったと思いますww。
ストーリーの評価はおすぎ氏に任せますww。

Audience Award の得点は 3.7068 点。順位は54/134位。
思ったより低い??

ちなみにワタクシは5点入れましたwww。


<大日本人>

英題は ' Dainipponjin ' そのままww。

言わずと知れた第1回松本人志監督作品。
日本ではもうとっくに終わった話だとは思いますが…。

この映画、面白かったです。
いや、ホントにくだらなかったんだけど、面白いww。

意外にも、オランダ人も爆笑してました。
海原はるかは偉大ですwww。

Audience Award の得点は 3.8659 点 。順位は39/134位。
思ったより高い??

ちなみにワタクシは5点入れましたwww。

思ったより面白かった。でも好き嫌いが出やすいかも。あ、あとは世界のキタノと比べるのはどうかと思います…。 完全に別物www。


とこんな感じで2本の映画を鑑賞してきました。

オランダ人だらけの完全アウェー状態でしたが十分楽しめました。
やっぱり日本語は楽でいい~。


Audience Award のその他の作品の順位はここで見れます。
興味のある方は是非ww。

ちなみに最下位の映画はは2点台。
逆にどんなのか観てみたいwww。

2008年1月27日日曜日

ロッテルダム国際映画祭



今週から第37回ロッテルダム国際映画祭が始まりました。
ということで、只今ロッテルダムは映画祭一色ww。

この映画祭のトレードマークはトラ。
最優秀作品には「タイガー・アウォード」 という賞が贈られます。

街中のあちこちにトラの絵が描かれた水色ののぼりやポスターが出ていて祭りの雰囲気を盛り上げています。



我が家の近所の映画館に人だかりが。次々フラッシュを焚かれながら招待客と思しき人が映画館に入っていきました。ちょっとしたお祭り騒ぎww。

でも誰だったのかは全く不明ww。


この映画祭、我々にとっては邦画を観る数少ないチャンス。
今回上映される日本の映画はざっとこんな感じ…

「殯の森(もがりのもり)」、「ハーフェズ」、「星影のワルツ」、「監督・バンザイ」、 「サッドヴァケイション」、 「大日本人」、「俺達の世界」、「砂の影」、「愛の予感」、「幽閉者」、「ガール・スパークス」、「フリック」、「完全なる飼育」、等々…。他にショートフィルムも多数。

映画祭の公式ページによると、小林政広監督の映画が大量上映されているようです。う~ん、聞いた事ある作品もあれば知らないのもたくさん…。

なんにしても日本の映画が観れるのはうれしい限りwww。


ということで、今週来週で数作品鑑賞するつもりです。
いや~、楽しみ楽しみwww。

2008年1月26日土曜日

チューリップ日記



ついに我が家のチューリップが発芽しました。

最近比較的暖かい日が続いてたからかな~。
雪の日もないし、氷も張らないし、日本の方が寒そう。

本日現在、22本の新芽を確認。
半分ダメになったとしても10本くらいは咲く計算www。

そういえば、何色でどんな種類のものを植えたのか、すっかり忘れてしまった…。ま、咲いてからのお楽しみということにしようww。

最近ちょっとずつ日も長くなってきてるし、春は近い??
水やり当番頑張りますwww。

2008年1月23日水曜日

きのどくなぁ~



怒涛の旅行ラッシュはひとまず終了。
楽しかったけどさすがに少し疲れました。

ということで今月は、まだなーんにもしてませんww。
土日もゆっくり、ダララーーンと過ごしてます。

そんな中、結婚して間もない友人夫婦から小包が届きました!
開けてみると日本グッズがたくさんwww。

食べ物の類はあっと言う間に胃の中へww。
ありがたーく頂戴しました。

さらにうれしかったのは活字類。中でも「R25」と「L25」。
こちらでは入手困難な激レアアイテム!!

週末はこれを読みながらのんびり過ごしました。
あれっ、いつのまに 「L 25」 なんて創刊されたんだろ?

さらにカレンダーも頂きました。「その時歴史が動いた」 の週めくりカレンダーww。毎週昔の人の有難~いお言葉が…。し、渋すぎるwww。

結婚直後は何かと物入りなのに、ホント、申し訳ない…。
しかも結婚式出れなかったのに t_t。

うちの奥様の地元の言葉で言うところの 「きのどくなぁぁ」って感じです。
いや~、本当にありがとよーー。


<追記>
「きのどくな~」は石川の方言です。 「ご丁寧にありがとう」 みたいな感じかな…。う~ん、うまく説明できないので気になる方はお近くの石川出身の方に確認してみてください… orz。

2008年1月20日日曜日

スペイン8日間 ~ご馳走編~

スペイン旅行記、最後は食事編。
さすがに7泊もしたのでいろいろ食べてきました。

ただ思ったより物価が高くて苦労しました。オランダとほぼ同じくらい。特に外食は高い。安そうな街角のバル (居酒屋/喫茶店/バー のようなところ) で食事した場合ても最低1人10ユーロ位は必要。

数回はファーストフードで済ませました T_T。
時間が無かったっていうのもあるけど値段に引かれたのも事実。

ユーロが強すぎる(円が弱すぎる!) のも困りものです…。



ホテルに朝食が付いてなかったので朝は街のバルへ。
さっき書いたことといきなり矛盾しますが朝食は安いですww。

パンとコーヒーだけならだいたい 2 - 3 ユーロくらい。

左は平べったいクロワッサン(名前忘れたww)。
右はチュロス。

チュロスはスペインのちょっとした名物。
一緒に出てくるチョコレートに浸して食べます。

味のほうはというと…、あんまり味がしませんww。

ディズニーランドのチュロスのほうが美味しいです。
とにかく重い。チョコレートに油が浮きますwww。



とある日の朝食。
ハムサンド頼んだらこんなのが出てきましたwww。

ちゃんと全部食べたけど、これは重すぎた~www。



スペイン料理といえば、パエーリャ(パエリア)。
これはかなり美味しい。

右のは同じようで少し違う、短いパスタのパエーリャ。
「フィデウア」 というらしいです。

これも食べてみましたが米使ったパエーリャの方が美味しかったです。
やはり米を使った料理は舌に合うみたいですww。



こちらは「ソパ・カスティリャーナ」。

カスティーリャ地方のスープ、です。残念ながら食べて瞬時に素材を言い当てるような舌を持ち合わせていないので、なにで作られてるのか全く見当がつきませんww。

ただ言えるのは、むちゃくちゃ美味しかったwww。
それともう1つ、にんにくたっぷりww。



タパスもいろいろ。
エビや貝などの魚介類、コロッケ、オムレツ、チーズ等々。

いろんな種類のタパスを食べてみての感想…、スペイン料理は意外と美味しい。
今まであまり印象無かったけど、美味しいものがたくさん。



特に美味しいのはやはり魚介類。
ということでこんな料理を頼んでみました。

これまた塩味が効いてなかなかの美味。
ただ、ナイフとフォークで食べるのは大変でしたww。



バルセロナ地方の名物、「クレマ・カタラナ」。
グダグダのプリンっていう感じ。

素朴な感じでまぁまぁ美味しい。
甘いのでコーヒーが必要ww。


と、こんな感じでいろいろ食べてきました。
ホント、美味しい料理がたくさんあって大満足。

ただ、少し脂っこい料理が多いかな~っていう感じもしました。
頼む料理にもよるんだろうけど少し重たい。

今までノーマークだったけどスペイン料理もありだな~。
今後はスペイン料理店を見かけたら積極的に入ってみようwww。

2008年1月19日土曜日

スペイン8日間 ~バルセロナ・いろいろ編 ~



他にもいろいろしてきました。

まずはカウントダウン。
2007-2008 の年越しの瞬間はバルセロナで過ごしました。

特にイベントについての情報は持っていなかったので、とりあえず人が集まりそうなところへ。市内数ヶ所の広場をチェックして一番人が多かったポルタル・デ・ラ・パウ広場で年越しの瞬間を待つことに。

午後9時半頃には到着していたのですが、少し早すぎたようです。
寒風吹きすさぶ海辺で時間を潰して待つことしばし…。



広場にいる人の数がが急激に増えだしました。

謎の鼓笛隊に加えてシャンパンの売り子も登場。
2007年終了30分位前になってようやく盛り上がってきました。

5分前、3分前、1分前、30秒、10秒…、
あれっ、誰もカウントダウンしませんww。

で、明けたかな~っていうところでみんなシャンパンを開けるんだけど、タイミングがバラバラwww。結局年明けがどの瞬間だったのかわかりませんでした www。

ということで2008年。右上の写真は年明け直後のもの。
派手な花火等は無かったけど、それなりに盛り上がってました。



バルセロナの街が一望できるモンジュイックの丘。
我々もケーブルカーとロープウェイを使って登ってきました。

ロープウェイの終点から少し歩いてモンジュイック城へ。

なかなかいい眺め。
天気もいいし、せっかくなので夕日を見ようということに。



で、日没。

元日に行ったので初日の入りwww。 街の眺めもなかなかのものだったけど、夕焼けがむちゃくちゃ綺麗だったので空ばっかり見てた気がします。

ここまで来たら夜景も見ようと、さらに滞在時間を延長。



野良猫と戯れながら時間潰してると街に明かり点り出しました。
街の明かりも綺麗だったけど、暗くなっていく空の色が印象的でした。

美しい 「初日の入り」 が見れて、今年は縁起がいいかもwww。

とか考えてたら下りの最終のロープウェイを逃してしまい、歩いて下山することに。往復の切符買ってたのに…www。



翌日もモンジュイックの丘へ。
お目当てはミロ美術館。ミロの作品が多数展示されてます。

それにしても、晩年のミロの作品は面白い…。ピーって線を描いてチョンって点を打っただけみたいなのやペンキをぶちまけた感じのもありますww。

芸術は爆発です、きっと www。



前回とは別のロープウェイを使って市街地へ。
目の前の海を渡って一気に対岸へ渡ることができます。

このロープウェイ、落ちたらきっとアウトだろうなっていうくらい高さのあるところを走ります。なので結構スリリング。

もちろん眺めは抜群。
港、市街地、海岸が綺麗に見えました。


以上でバルセロナ歩きは終了。
いろいろ歩いて観て回ってへろへろ。

疲れたけど、暖かかったし、いい街でした ww。

スペイン8日間 ~バルセロナ・うろうろ編 ~



バルセロナでもあちこちうろうろしてきました。
まずはサッカースタジアム 「カンプ・ノウ」。

ここはロナウジーニョの所属しているチーム FC バルセロナのホームスタジアムです。残念ながら試合は行われていませんでしたが、内部が見学できるとのことなので行ってきました。



選手の入場口(よく選手が子供と手をつないで入場する様子がTVで映ってるトコ) からグラウンドへ。さすがにピッチに上がることはできないけど、選手と同じ目線でスタジアムを見ることができます。

それにしても、デカイ。最大収容人数は 98,000人。
横浜国際より大きいかも…。



選手の控え室等、スタジアムの裏側も見学できました。
入場口のすぐそばには礼拝堂もありました。



この見学ツアー、スタジアムの隅々まで見せてくれます。
売店コーナーからVIPラウンジまで。



最上階の観覧席も見学できました。
少し偉げな方々がサッカー観てる席。

サッカー専用スタジアムなだけあってやはりピッチが近い。
周りに陸上のトラックがあるのと無いのでは距離感がすこし違うかも。

いつかこのスタジアムでサッカー観てみたいなぁ…。



スタジアムに併設されているミュージアムにキャプテン翼がww。

どうやら翼はバルセロナに入団していたらしい。
いつのまに?知らなかった~www。

漫画喫茶で読みたい本リストに追加しとこうww。



続いては闘牛場。
残念ながら現在シーズンオフ。

綺麗な建物だし、せっかくだからと思い近づいてみると…。



サーカス開催中ww。

そういえばマドリードの闘牛場もサーカス会場になってたし、冬場の闘牛場でのサーカスは定番なのかも…www。

この告知ポスター、パチンコ屋のポスターみたいだなぁwww。



こちらの建物は、なんと病院。

広大な敷地内に同じような美しい建物がたくさん。全くもって病院ぽくないww。白衣の医者が歩いてるのを見かけてようやく病院だと気付かされるくらい。

この病院は銀行家パウ・ジル氏の遺言で建てられたとのこと。
患者に癒しと安らぎを与えたいということで、この様な造りになっているそうです。

でもなんか、入院費高そうだな…。



この壁の落書き、じゃなくて絵はピカソの作品。
建物の設計者の依頼により描かれたそうです。

言われないときっと気付きませんww。


さすがは観光地バルセロナ。見所がたくさん。面白いwww。
世界中から観光客が押し寄せるのも当然かな…。

もし次に行く機会があれば…、やっぱりサッカーを観てみたい!!

できればキャプテン翼のような…。
頑張れ、日本人プレーヤー!

2008年1月16日水曜日

スペイン8日間 ~バルセロナ・ガウディ編 2~



バルセロナの街はガウディの建築物であふれてました。

上の写真は 「カサ・ミラ」。
これもガウディの作品。

地中海をイメージしてるそうです。
やっぱ変わってるな~www。



外見もインパクト十分ですが、屋上はもっと大変なことになってましたwww。
よくわかりませんが、何もかもがグネグネしてました。

脳ミソに刺激がビンビン来ます。
いや~、楽しい。



建物の真ん中は吹き抜けになってました。
いくらなんでも吹き抜け過ぎなのではwwww。

実業家のペレ・ミラ 氏の依頼を受けて建設されたそうです。
このアイデアにカネ出したなんて、素晴らしい。

ミラさんありがとうwww。



続いてはグエル公園へ。
これまた強烈な建築物がたくさん。

到着するやいなやなんかお菓子の家みたいなものが…。
う~ん、なんか 「砂糖をまぶしたタルト菓子みたいだな~」。

…すいませんorz 。上の言葉はダリがこの家を見たときに抱いた感想らしいです。パクリましたww。でも、ま~、そんな感じですw。



トカゲ?ドラゴン?のオブジェ。
いや~、これまた変わってるとしか言いようがない。

近所の公園にもありそうで、ない。
誰でも作れそうで作れない。



この公園、とにかく普通じゃない。
この通路の支柱なんかは計算し尽されている感じ。

なんかもう細かいトコまでクセだらけの公園。
ここでも脳ミソにビシビシ刺激を受けました。

この公園、元々はガウディの指揮の元、分譲住宅として開発されていたそうです。ただ、買い手がつかなかったために計画が頓挫し、公園になったそうです。

そりゃそうだ、と納得。
凡人にはこんなお菓子の家に手が出ませんww。

結局買い手となったのはガウディとこの住宅計画の発注者グエル伯爵だけだったそうです。計画が失敗したのは残念ですが、素晴らしい公園になったので結果オーライということで。

発注者のグエル氏に感謝ww。



左は「カサ・バトリョ」。

これまたグネグネ系ww。この建物は、実業家ジョセップ・バトリョ・カサノバスの依頼でこんな感じに改築されたそうです。

で、右の写真はこれまたグエル氏の別邸にあったドラゴンの門。

どちらの作品のもちろんガウディのもの。
なんか街中にたくさんあるので、だんだん普通に感じてきましたww。


他にも数ヶ所回ってガウディ巡りは終了。
ガウディの建築はあまりに刺激的で妙に引きつけられる感じ。

ガウディの作品に感心するのと同時に驚いたのが依頼者の存在。
ホント、よくこんなものにカネを出したな~と驚くばかり。

ミロ、ダリ、ピカソにガウディ。そういえばちょっと変わった感じの芸術家がたくさん。スペインってそういう前衛的なものに寛容な国なのかな~。


よし、いつか芸術家のパトロンになれるよう頑張ろうww。