2007年6月25日月曜日

ゴーダ

久しぶりに特に予定の無い週末。
だら~っとしても良かったのですがせっかくなので外出。

家から30分くらいで行くことのできるゴーダの町へ。

この街へ来るのは去年の年末のクリスマスイベントの時以来。
その時は夜だったので明るい時間にじっくり観光するのは初めて。



まずは市役所前の広場へ。このシンデレラ城みたいなのが市庁舎。
大きな広場の真ん中にこの市庁舎が建っています。

市庁舎とその周りにマルクト広場、みたいなつくりはオランダの小さな町によくあるパターン。




ここ、ゴーダはチーズで有名な町。
ということで、広場の街灯のてっぺんにチーズ。なんとも分かりやすい(笑。

右の写真はチーズ博物館。

入館したら、よっぽど暇だったのかおばちゃんが付きっきりで説明してくれました。
ビデオ観たり、チーズの試食したり、おばちゃんありがとう。



たまたまこの日は何かのイベントの日だったようで、おっちゃん達が店の前で陽気に唄ってました。この写真からもわかるように、かなり楽しそう。

なんつーか、いい意味でダメオヤジな感じでした(笑。



あとは町をぶらぶらと。
教会を見学して、チーズと並ぶこの町の名産品のろうそくを買って帰りました。

全体として、こじんまりしていて小さな町。
チーズもあるし、観光にはおすすめの町です。

ただ、注意するのは「ゴーダ」の発音。
普通に「ゴーダ」といってもなかなか通じません。

「ガ」と「ハ」の中間くらいの感じで、「ハウダ」っていうと通じます。
やっぱ、オランダ語難し~い。

2007年6月22日金曜日

夏至

今日は夏至。

ちなみに本日のロッテルダム

日の出  AM 5:22
日の入り PM 10:05

なんと日没が夜の10時!
緯度が高いのと山がないのとでなかなか日が沈みません。


日が長いからといって毎日何か特別なことをするわけではないけど
なんとなく得した気分。

・仕事終わる → 家帰る → 夕食を取る → 近所をジョギング

ていうようなことをしてもまだまだ明るい。

冬の間は暗い中出勤して、帰宅する時にはもう真っ暗、みたいな生活だったのがウソのよう。

ちなみに上の生活パターンは昨日のもの。
う~ん、なんとも健全な生活。オランダ人みたいだ(笑。


逆に日が長くて困ることは今んとこないかな~。強いて言うなら暗くなってから就寝時間までの間が短いので少し調子くるう感じはあるかも。

明日から少しずつ暗い冬へ近づくのはちょっと残念だけど、
夏の昼長(?)を楽しもう!

2007年6月19日火曜日

ロッテルダムなまり

先日、いつも陽気なオランダ人ボブ君を交えて食事した帰り道のこと。

うちの奥様が、何気なく、 「じゃあね」 ってオランダ語で挨拶したら、とてもうれしそうに食い付いてきました。

「今の発音は、リアル・ロッテルダムなまりだよ!」

さらには、「アムステルダムのやつはそんな発音しないよ」 とのこと。


オランダ語で 「じゃあね!」 的な感じで使う、 「ドゥ~ィ」 っていう言葉があるんだけど、相方の発音がかなりロッテルダムっ子の発音に近かったようです。

え~、そうなの??テレビで聞くオランダ語とそこらへんのロッテルダムっ子の話すオランダ語の違いなんて全く分からないだけに、なんか意外な感じ。

この 「ドゥーィ」って言葉、街中で人々が別れ際や、電話を切る際に(特に女性が多い、かな?) ちょっと陽気な感じで使ってます。結構特徴のある発音の仕方なのでそれが耳に残って、いつの間にか身についていたようです。

このまま、オランダ語勉強していくと変な方言を話す外国人になってしまう(笑。

これって言うならばダニエル・カール状態ってこと?
(他にいい外国人が思い浮かばない ww)

ま、心配しなくてもダニエルが日本語を話すみたいに、流暢なオランダ語はしゃべれないけど…。

それにしても、少しの単語しか話せないのに訛ってしまうとは。
方言のチカラってすごいね。

せっかくだからロッテルダムなまりのオランダ語、もうちょっと勉強しようww。

2007年6月14日木曜日

カメラジャパン

最近、日本から出張者が来たりして微妙に忙しい。
ま、「微妙に」なのでたいしたことはないけど。

そんななか、地味なイベントがありました。
その名も「カメラ・ジャパン」。

そのイベントの一環で日本映画も上映されるとの情報を入手。

ということで観て来ました 「フラ ガールズ」

ロッテルダム映画祭の時に邦画を観たような大きな映画館ではなく、ちょっと街中から外れた香ばしいエリアにある小さな映画館。よって日本人はうちらを入れても4、5人。完全アウェーです。

いきなり東北弁でちょっとびっくりしたけど、なかなか面白い映画でした。

南キャン静ちゃんはどうやらオランダでも通用するようです。鉄板でウケてました。
静ちゃんよりデカイ女性はあちこちいるのに… 不思議だ(笑。

あとは、植物に話しかけるシーンがあったのですが、オランダ人にはツボのようです。特に面白くもなんともないのにゲラゲラと笑いが起こってました。

そんなこんなで、この映画、なかなか観客には好評だったようです。
上映終了後、拍手が起こってました。

そしてイベントがらみでかは分かりませんが、採点用紙が配られました。
当然、付けたのは「満点」。

なぜなら…、日本映画が来なくなったら困るから (笑。
やっぱあるのとないのでは全然違うからね~。


<追記>
映画観た時は特に何も思わなかったけど、蒼井 優の演技がよかった。

後日、自宅で別の映画、「タイヨウのうた」 をDVD で観た時に思いました。
YUI と比べたからかなぁ…。あれはちょっと…。

2007年6月4日月曜日

買出し!

最近あちこち出掛けたことばかり書いてたので、久々に生活感のある出来事を。

この週末は日本食材店へ買出しへ行って来ました。
我々の住むロッテルダムにも日本食材店はあるんだけど、今回はちょっと遠征。

アムステルダム郊外のアムステルフェーンという街にある店へ。この街には日本の大手企業が何社も進出しているため、かなりの数の日本人が住んでいます。 もちろん行くのは初めて。

日本のコンビニには劣るけど、なかなかの品揃え。空港や、中華食材店にも日本の食品が置いてるけど、おそらくこの店の品数が一番多い。そして値段も近くの店より、ちょっと安い。

というわけで、今回は購入したものを公開してみたいと思います。
生活感にじみ出てる?! 

ちなみに現在、1ユーロは163円くらいです。

<食品系>

こくまろ中辛 … 2.30 ユーロ (ロッテルダムだと4ユーロ、これはいい買い物。)

やきそば3人前 … 2.09 ユーロ (久しぶりのやきそば…既に食べてもたww。) 

永谷園のお茶漬けのり8P … 2.68 ユーロ (おいしいよね、これ)

松茸のお吸い物… 1.59 ユーロ (薄~くて茶色いやつ。松茸はドコ?のやつ)

炊き込みご飯の素… 4.86 ユーロ (水加減の失敗は絶対に許されませんww。)

おたふくソース… 3.95 ユーロ (お好み焼き食べたい…。)

味付け海苔3P … 1.50 ユーロ (もはや高級品。)


<お菓子、その他>

抹茶ムースポッキー … 2.15 ユーロ (これは高い。)

つぶつぶいちごポッキー… 2.00 ユーロ (相方はポッキー好き。)

森永ラムネ… 0.60 ユーロ (あのビンの形のやつ。お久しぶりです。)

缶コーヒー(ボス) … 1.65 ユーロ (なんというか、日本の味。)

キリン 聞茶 500ml ペット… 2.13 ユーロ (ペットボトルのお茶は贅沢品です。)

低糖アイスコーヒー 1.5L … 3.95 ユーロ (アイスコーヒーの季節なので。)


と、まーこんな買い物をしました。

よく見るとどうでもいいものが多いのにかなりの満足感。
感謝の気持ちすら覚えます(笑。

他にもこの店、大根、ごぼう、ネギ等の野菜や、納豆、生で食べれる卵、日本の冷凍食品なんかも買うことができます。カップラーメン等も高いけど置いてます。どんべえ 2ユーロって…。

だいぶ生活に慣れてきたので、もはやどうしてもここで買わないとっていう感じでは無いかな。だけど、やっぱり日本食材屋には、癒されます。

う~ん、日本の食べ物は最高だ~。

2007年6月3日日曜日

ドイツ 2泊3日 ~その他 いろいろ~



今回のドイツ旅行、これまで書いた以外にもいろいろ興味深いことがありました。
というわけでご紹介。

まずはドイツが誇る高速鉄道 「ICE」。
この電車、とにかく綺麗。座席も 2列 x 2 なので広々。

駅も綺麗だし、街も綺麗。
ホテルも清潔だし、ドイツ人って綺麗好きなのかな~。



駅の券売機。

ドイツ語の他に英語、スペイン語、トルコ語等にも対応。
電車の時刻まで教えてくれます。カード払いもオッケー。

切符買うまでにかなりの回数ボタン操作しないといけないけど、まぁ優れもの。




駅の施設で一番驚いたのが、これ。
なんとこれ、「コインロッカー」。

使い方イマイチわかんないなぁって思ってたら、近くに立ってたドイツ人のおばちゃんがいろいろ教えてくれました。ただし、説明は全部ドイツ語。 一切英語なし(笑。

それでもおばちゃんの説明のおかげで何とか使えました。

シャッターみたいなところに荷物を入れてお金を入れると、荷物は別のところ(おそらく地下)へ移動するようです。駅構内に何箇所かこのロッカーが設置されてて、荷物の受け取りはどの場所でもオッケー。というかんじ。

うまく説明できたか微妙ですが、別の場所で保管されてるっていうのが驚くポイントです。

え~、それと、おばちゃんが世話焼きなのは世界共通のようです(笑。



まだまだ続くとりとめのない話。

次は、フランクフルトで食べたフランクフルト。味はちょっと濃い目。
いいネタになるなぁと思ってたのに書くの忘れてたww。

でもフランクフルトの屋台の数はコペンハーゲンのほうが多かったよーな…。



スタバ。オランダには無い、スタバ(涙。

オランダにも喫茶店はたくさんあるけど、冷たいコーヒーを飲む習慣がないらしく、アイスコーヒーってどの店にも大抵置いてない。スタバもないのでアイスコーヒーを飲む機会がありません。

ドイツにはスタバがたくさんあるようで、今回訪問した大半の街にもありました。
というわけでアイスコーヒーをここぞとばかりに飲んどきました。



禁断の旅先マック。

祝日や、夜遅くでも開いてるのでちょくちょく世話になってます。
今回はボンへの到着が遅れた際、食事抜きのピンチを救ってくれました。

もちろん、I'm loving it じゃなくて ich liebe es 。



雨なのに、寒いのに、陽気な音楽を流しながら走るなぞの自転車。
ドイツ人はかなりビールが好きなようです。さすがにちょっと辛そうでしたが…。

今回のドイツ旅行は以上。


どこに行っても新鮮な驚きがあるので旅行は楽しい。
いろんな国を見て廻りたいものです。

2007年6月2日土曜日

ドイツ 2泊3日 ~コブレンツ・ボン・ケルン~



ライン河下りの船を下りてコブレンツの街へ。

ここは「ドイチェス・エック = ドイツの角」 と呼ばれているところ。
左側から流れてくるモーゼル川と右側からのライン河の合流地点。

ドイツ皇帝の騎馬像もあってちょっとした観光スポット。



ドイチェス・エック付近の広場から見えるエーレンブライトシュタイン要塞。
あの要塞から眺めが抜群にいいらしい…。

ここはひとつ、登ってみますか。




とは言ったものの間近に見えた要塞が、遠い…。
約40分くらい歩いてようやくふもとへ。

そこから上へのリフトは営業終了。
てことは、歩くしかない!



気合と根性で要塞の頂上へ。頑張った甲斐あって、いい眺め。
ドイチェス・エックもとんがってます。

坂道を登るのは久しぶり。疲れた~。




要塞へ登ったのが午後9時頃。
その後再びふもとへ降りてライン河沿いを散歩。

これまた疲れも吹っ飛ぶ綺麗な景色。
写真は10時ちょい前。日が長いので一日を有効に活用できます。

駅まで歩いて、ICE でボンへ移動してホテルへ。
2日目終了。



最終日、朝起きると、雨。

めげずにボンの街へ。
ここ、ボンは西ドイツ時代の首都。

学生の頃、地図帳は穴が開くほど見てたので首都だったのは知ってたけど、実際に来てみると…。

写真は中央駅とボン市街の商店街。
祝日で人が少ないっていうのもあるけど、こんなかんじ。

小さな街だな~というのが率直な感想です。



そんなボンの街はベートーベンの生まれ故郷。
ベートーベンハウスとベートーベンの銅像を見学。

その後、市街地を散策するも、これといったものが無いので移動。
いい感じの店はあったけど、全部休み t_t。

それにしても、なんか地味なかんじの街だったな~。




最後の街はケルン。

ケルンといえば、ケルン大聖堂。
ドイツ最大級のこの大聖堂は完成までに600年以上が費やされたらしい。

この大聖堂、とにかくデカイ。
…のわりに前の広場が狭いからどうやっても写真に入らない(笑。

塔に登りたかったけど、天気悪いので次回に持ち越し。
オランダから近いし、また来る機会があれば…。



市街地を散策。
ボンより都会。店多し。

ただ、だいぶオランダに近いからか店の構成がなんか同じようなかんじ。
電気屋とか、雑貨屋とか、オランダにもある店が多数。


以上でライン河沿いの街めぐりの旅、終了。


家の近所の河の上流にこんな風景があるとは知りませんでした。
そして、もっと上流にあるのははスイス。是非、いつか行ってみよう。