2008年10月28日火曜日

フランス3泊4日 モンサンミッシェル 2



2日目も引き続き観光。

朝靄に浮かぶモンサンミッシェル。
幻想的で、いい眺め。

やはり早起きはお得なようです。




この日は歩いて移動。

ご覧の通り、長い長い道のり。
所要時間は約30分。

どうしてこんなに歩いたのかというと…。




駐車場が水没していたからww

この辺りは干満の差が激しいようです。
満潮時には駐車場が閉鎖されてしまいます。

自然には逆らえません。




モンサンミッシェルに到着。
いかにも観光地な雰囲気の坂道をぬけ、目指すは修道院。

上り坂と階段が続く道。
かなり歩いた後だけに、結構キツイ。




修道院の展望テラスからの眺め。

右は今朝、通った陸地と小島を繋ぐ道路。
容易に往来ができるのはこの道のおかげ。

…なのですが、この道路は近々取り壊されるそうです。

理由は、道のせいで潮の流れが変わり、土砂の堆積が進んでいるため。
この道の代わりに橋を架け、景観を取り戻す計画らしい。

干拓をするオランダと、陸地化を防ぐフランス。
海辺もいろいろ。




荘厳な修道院を見学。

この地に最初に礼拝堂が建てられたのは8世紀。
その後増改築が施され、今の姿になったそうです。

この教会が建てられた経緯を大まかに言うと以下の通り。

→ 始まりは大天使ミカエルのお告げ
  「あの沖合いの岩山に聖堂を建てましょう」

→ むちゃぶり気味なお告げを受けた司教、悪魔のイタズラだと思い無視。
→ 無視され怒る大天使、司教の脳天に穴を開ける。
→ 司教、ようやくお告げが本物だと気付く。

天使って意外と怖いw




修道院を出て少し休憩した後、再びふもとへ。
いつのまにか観光客で賑わう坂道。

潮が引いて、続々と観光バスが到着したようです。
さすが人気の観光地。すれ違うのも大変なくらい。

個人で行くなら満潮時がオススメかも。歩くけど…。


昼過ぎまで滞在して観光終了。
想像してた以上に綺麗なところでした。

橋が架けられて景色が変わった頃にまた行こう~。


2008年10月26日日曜日

フランス3泊4日 モンサンミッシェル



3泊4日の日程で、フランス旅行に行ってきました。
最初の目的地は「モンサンミッシェル」。

今回はいつもお世話になっている知り合いに同行。
「一緒に行く?」 の言葉に甘えて車に便乗しちゃいました。

半日かけてフランスへ。




「モンサンミッシェル」 はかなり遠くからも見えました。

近づくにつれて大きくなる岩山と建造物。
牧草地に浮かぶその姿はさながら要塞のよう。

宇宙船に見えなくも、ないww




夕方前に到着。

「モンサンミッシェル」 があるのはは沖合いの小島。
そこへと続く道をぶらぶら。

既に訪れたことのある人いわく 「江ノ島みたいな感じの道」。
わかるような、わからないような ww

ただ、江ノ島より歩く距離は遥かに長いです…。




島に到着したのは午後6時頃。
既に大半の店が閉まっていたためか、観光客はまばら。

翌日の観光に備えて、さらーっと島内を見学。
趣のある建物がたくさん。




日が傾いてきたので再び対岸の陸地へ。

途中、目の前に広がっていたのは美しい夕焼け。
素晴らしい景色でした。

夜のライトアップを楽しんでこの日は終了。


とりあえずの感想は 「良いもの見た~」。そんな感じ。
いろいろ頑張ってきた甲斐あった…かなw。


2008年10月24日金曜日

時差



明日で夏時間はおしまい。
日曜日から時間が元に戻って日本との時差が8時間になります。

寒くて暗い季節はもう目の前。
なんとなく、街もどんよりしてきました。

今年もあと2ヶ月ちょい。
そろそろ年末年始の計画でも立てよう。

さて、何をしようかな…。


.

2008年10月22日水曜日

小さな街巡り



大堤防のついでに小さな街巡り。

オランダの地方都市もなかなか良い雰囲気を持っています。
天気も良かったので何ヶ所か回ってきました。




最初に訪れたのは堤防を渡った先の小さな街、マッカム。
運河とレンガ造りの家が美しい街です。

「マッカム焼」 という陶器が名産品なのですが、日曜日のため店は休み。
街は閑散としていました。




続いてはエダムへ。
8月にチーズ市 を見学しに来て以来、2ヶ月ぶりの訪問。

すっかり秋が深まっていて前回とは違った雰囲気。
運河沿いの木々の黄葉が綺麗。

右の写真は、この街のとある民家の庭先。

どの家の庭もとても良く手入れされていて魅力的。
オランダ人は家いじりが大好きなようです。




エダムの博物館 (真ん中の建物) へ。

内部では古いオランダの生活雑貨を見学できます。
やはりというか、なんというか質素な感じ。

ただ、展示物よりも気になったのが建物の傾き。
外に出る頃には三半規管がやられてフラフラでしたw




エダムの隣町、フォーレンダムへ。
こちらもとても小さな街です。

中心部に博物館がありました。
時間があったので少し見学。




この地域の民族衣装を着たマネキン。
学校や船上など様々な状況が再現されていました。

こういう小さな博物館の雰囲気、嫌いじゃないです。




奥の部屋にあったモザイクのような壁の絵。
最初は特に気にならず、さら~っと観ていたのですが…。

よ~く見ると、細かい紙切れの寄せ集め。これには驚きました。
いくらヒマでもこれはムリだな~ww

この街とどういう関係があるのかは不明です。


こんな感じでさら~っと3都市を訪問。
どの街も魅力的な街並みでした。


オランダなんて小さい国だと思ってたのに、奥が深い。
帰国までにで色々回らねば…。


2008年10月21日火曜日

大堤防



晴れた週末はオランダ観光。
「締め切り大堤防」へ行ってきました。

今回の観光は上司の車に便乗。
バスは本数が少ないので助かりました。

堤防の途中にある観光施設に到着。
早速、展望台へ。




この堤防の全長は約30km。
海を締め切ることにより洪水や高潮を防ぐため、造られたそうです。

左の写真の右側がアイセル湖、左側が北海。
右のはそれぞれ逆。

堤防上は高速道路になっています。




建設に携わった技師、レリー博士の銅像。
彼等のおかげで水害が減っているのだとしたら、感謝しなくては。

水平線の彼方まで延びる大堤防。

どこかで聞いた 「世界は神が造り、オランダはオランダ人が造った」 という話も、この堤防を見ると大袈裟じゃなく感じてしまいます。


こんなもの造るとは、オランダ人すごいな~。
堤防のスケールの大きさに驚かされた一日でした。


2008年10月15日水曜日

秋の動物園



久々に天気の良い週末。
早めに起きて、外出。

目的地は電車で2時間程のところにある野外博物館。
行楽日和にふさわしい観光スポット。

ということで、張り切ってロッテルダムを出発したのですが…。

直後にトラブル発生。

なんと、事故で電車の運行がストップ。
乗っていた電車は急遽ロッテルダムへ引き返すことに… t_t。

駅員に絡むようなヤカラはいませんでしたが、周囲は多少騒然とした雰囲気。 復旧の見通しは立たず。仕方ないので、切符を払い戻して行き先変更。

トラムに乗ってロッテルダムの動物園へ行くことに。




秋休み期間中ということもあり、親子連れで園内は賑わってました。

ペンギンは相変らずの大人気。
ゾウ、カバ、キリン、ライオン等、一通り見学。

どの動物も、ひなたでぼーっとしてました。




ロッテルダムに新たにお目見えしたシロクマ。
愛嬌を振りまいてました。

確かに、コイツはかわいい。




この辺りは、今がちょうど紅葉の見頃。

黄色や赤に染まった木々が目を楽しませてくれます。
冬が来る前に遊んでおかねば…。


こんな感じで、晴れの週末を気持ちよく過ごすことができました。
少し当初の予定とは違ったけど、仕方ないね。

プレーリードッグに免じて、許すww