2007年8月5日日曜日

中欧7日間 ~ハプスブルク家の街・ウィーン~



ウィーンの街を観光する時の重要なキーワード 「ハプスブルク家」。

我々の持っている知識は、そういえば世界史で勉強したな~、という程度。それでもいくつかの観光名所を回るだけでいかにその権力が絶大だったかを理解することができました。

上の写真は、シェーンブルン宮殿。

18世紀後半、マリア・テレジアの時代に完成した宮殿。宮殿の黄色は彼女の好きな色で「マリア・テレジアイエロー」と呼ばれているそうです。

青空に映えて、なかなか綺麗な色。

そのマリア・テレジアはオーストリアの歴史上、かなり重要な人物。
説明は省略しますが…(笑。

そして、あの有名なマリー・アントワネットの母親でもあります。マリー・アントワネットはフランスのルイ16世と結婚するまでこの宮殿に住んでいたそうです。

宮殿の内部も見学できて、マリー・アントワネットの部屋はじめ、豪華な数多くの部屋を見学できました。




この宮殿、とにかくデカイ。

建物そのものの大きさもかなりのものなんだけど、敷地の広さも半端じゃない。全部回るのにかなり体力使いました。敷地内の丘から宮殿を見るとこんなかんじ。

人間が豆粒のよう…。




こちらはベルヴェデーレ宮殿。
左が上宮、右が下宮。

オスマン・トルコからウィーンを救った英雄、オイゲン公の離宮をハプスブルク家が買い取ったもの、らしい。こちらの宮殿もなかなかの大きさ。

ウィーンの西の郊外にシェーンブルン宮殿、東にベルヴェデーレ宮殿。
なんと、これらの宮殿はどちらも「離宮」。

住んでたのは別のとこらしい…。



ということで、歴代オーストリア皇帝の居城、ホーフブルク(王宮) へ。

こちらもかなり大きな建物。何度も増改築が行われたのでつくりは少々複雑。
旧王宮、新王宮、スイス宮等、見る所がたくさん。

その中のひとつ、旧王宮で宮廷の食器コレクションが展示されていました。



これはスゴイ。
金持ちなんてレベルではないです(笑。

写真にあるような食器が半端ない点数展示されてます。
これらの食器が実際にハプスブルク家の食事の際に使われてたらしいです。


どうやら、ハプスブルク家の権力は想像以上に凄まじいものだったようです。宮殿と食器と綺麗なウィーンの街並みを見て、十二分にその凄さを理解できました。。


いやー、ホント、勉強不足でした。
ハプスブルク家、恐るべし…。


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