2008年12月31日水曜日

大晦日



オランダも冬本番。
12月後半ともなると、厳しい寒さが続きます。

そんな時期になると街に並ぶのが写真のような屋台。
ここでは、「オリボレン」 というお菓子が売られています。

「オリボレン」 とは 「油玉」を意味する 「オリボル」の複数形。
揚げパンのような食べ物です。




これがそのお菓子。
左が通常のもの、右は干しブドウ入り。

脂っこい上に砂糖がたっぷり。
確実に体に悪いと思いますw

ただ、この 「オリボレン」 を食べるのは年末のお約束。

今、これを書きながら見ている オランダの紅白的TV 「好きな曲top 2000」。
この番組の司会者席にもオリボレンが山盛り…。

言うならば、年越し蕎麦みたいなもののようです。
先程、我が家でも美味しく頂きましたw




大晦日のロッテルダムは強烈な冷え込み。

「オリボレン」 を買うために外出すると、近所の運河が凍結してました。
しかも運河の上でスケートができるくらいの凍りっぷり。

ここまで凍るのは3年目で初。
試しに氷上を歩いてみましたが、びくともしませんでした。

全面凍結した運河でスケート。
絵画でしか見たことのない風景。

2008 年の最後に良いものを見ました。


日本に遅れること8時間。
もうすぐこちらも年明けです。

今年もお世話になりました。
皆さん、良いお年を。


2008年12月30日火曜日

ドゥイスブルク クリスマスマルクト



続いて訪れたのはドゥイスブルク。

オーバーハウゼンからは15分程。
この街もルール工業地帯に位置しています。

クリスマスマルクト求めて散策開始。




駅から少し歩いて、街のメインストリートへ。

広い通りを使って、クリスマスマルクトが開かれていました。
露天の数も多く、なかなかの盛り上がり。

2008年のマルクト巡り、最終訪問地はこの街に決定。




広場にはスケートリンク設置されていました。
子供から大人まで、滑るのは上手。

別のスペースには謎の遊具。
かなりきわどいキャラクターを使用。 まるで某国の遊園地。

街をぶらぶらしつつ、広い会場をぐるりと一回り。
ちょっと疲れたので喫茶店で休憩。




暗くなるのを待って再びマルクト会場へ。

夜のマルクトはやはり良い雰囲気。
もう一周会場を巡って帰路へ。

ドゥイスブルクのマルクトも魅力的でした。


以上で今年のマルクト巡り終了。
3年目も思う存分、楽しませてもらいました。


来年は…、ドイツは無理だろうな…。
スカイビルのマルクトに行きますww


2008年12月29日月曜日

オーバーハウゼン クリスマスマルクト



日曜日はオーバーハウゼンへ移動。
エッセンからは15分程で到着。

マルクト会場を求めて街をぶらぶら。
歩き回ったものの、会場はなかなか見つからず…。




ようやく会場を発見。

教会前の広場に屋台が並んでいました。
なんとなくこぢんまりした感じ。

日程的にこの日がマルクト観光のラストチャンス。

オーバーハウゼン、街の雰囲気は良かったけど…。
マルクトは予想外に小規模。


思い切って早めに切り上げて他の街へ行くことに。

ま、こんなこともありますw


2008年12月28日日曜日

エッセン クリスマスマルクト



クリスマス前、最後の週末は再びドイツへ。
目的はもちろん、クリスマスマルクト。

訪問したのは、ルール工業地帯を構成する都市の1つ エッセン。
オランダからも行きやすい、ドイツ西部に位置しています。

ロッテルダムから 2時間半程で到着。




昼過ぎに着いたものの、あいにくの雨…。

数ヶ所の会場を傘を差して訪問。
悪天候にもかかわらず、たくさんの人出。

なかなか盛り上がりでしたが、時間と共に強まる雨脚…。
やむを得ず、一旦ホテルへ退却。




夕方、天候が持ち直してきたので再び街へ。

昼間の倍以上の訪問者の数。
しばらくすると雨も上がり、会場の賑わいもピークに。

とりあえず、一安心。
気合を入れなおして各会場をハシゴ。




あちこちで見かけた電飾で描かれた巨大な絵。

赤や青で彩られた上の空間。
他の街では見たことがない鮮やかさが、印象的。

これらの作品は、おそらくこの街のマルクトの見所の1つ。
どの絵も見ごたえ十分でした。




中世をイメージした会場にあった屋台。

釜で焼かれたパンは美味。
チーズやたまねぎも乗っていて食べ応えも十分。

あっと言う間に間食。
やっぱり屋台メシは素晴らしい。


こんな感じでエッセンのクリスマスマルクト観光は終了。
天候には悩まされましたが、楽しめました。

ホント、どの街のマルクトもそれぞれ魅力的。
マルクト巡り、やめられませんw


2008年12月22日月曜日

フランクフルト クリスマスマルクト



フランスからオランダへの帰路は、フランクフルト経由。

列車の乗り継ぎの際、3時間ほど空いたので、街へ。
フランクフルトのクリスマス市も見学してきました。

中央駅から地下鉄で数駅、旧市街へ到着。
早速、マルクト会場へ。




旧市街の中心、レーマー広場。

四方をドイツならではの建物に囲まれた会場に多数の屋台。
小雨にもかかわらず、なかなかの盛り上がり。

この日は火曜日。 土日はもっと凄そう。




数えられないくらいのソーセージが並ぶ露店。

日本でおなじみの 「フランクフルト」 は元々はこの街の名産品。
「フランクフルト風ソーセージ」 = 「フランクフルト」 。

木彫りの工芸品を扱う店舗も多数。
見て回るだけで楽しい。




その他の会場を回りつつ、移動。
どの会場も平日とは思えない活気。

高層ビルの脇を抜けて中央駅へ。
夕刻のICE でオランダへ出発。

以上で今回の旅行は終了。
やっぱり、クリスマスマルクトは面白い。

3回目のクリスマスも順調に楽しんでますw


2008年12月18日木曜日

ストラスブール 街歩き



ストラスブールもぶらぶらしてきました。

写真は中央駅。サッカースタジアムみたいな外観。
シュトゥットガルトやパリからの TGV はここに到着します。

旧市街へ向けて散策開始。




プティット・フランスと呼ばれる地域へ。
この辺りには古い街並みが残されています。

16世紀頃に建てられたアルザス特有の木組みの家々。
白壁と木材の濃い茶色の対比が鮮やか。

通りを歩いても、運河から眺めても楽しめます。




この街のランドマーク、ノートルダム大聖堂。
赤茶色の外観が特徴的。

この大聖堂の建設には250年程かかったとのこと。
細かいところまで作りこまれています。

展望台があるので登ってみることに。




高さはそれ程ないものの、街が一望できました。

街の大きさは思ったより小さい感じ。
茶色い屋根の古そうな家が並んでいます。

眺めはいいけど、寒風が…。
すぐに耐えきれなくなり、地上へ。




大聖堂の内部も見学。

内装も外観に負けないくらい壮麗。
広大な構内には美しいタペストリーが多数飾られていました。

名物の天文時計を鑑賞してたら突然、照明がダウン。
なにかと思ったら、「昼休み」 とのこと。

ま、仕方ない。休憩は大切ですww




アルザス地方博物館へ。

この博物館の建物は、昔の民家を改装したもの。
それ自体に価値がありそう。

アルザス地方の民族衣装も展示されていました。
他にも興味深い民具が多数。

予想以上に楽しめました。




夜のストラスブールもぶらぶら。
クリスマスが近いこともあり、通りは明るく装飾されていました。

特に印象的だったのはギャラリー・ラファイエット。
ド派手にライトアップされた百貨店。 華やか。

朝から晩まで歩きまくって街歩き終了。
見どころの多い、魅力的な街でした。


フランスにもいろんな街があるな~。
こりゃ、いつまでたっても回りきれないな…。