2008年5月31日土曜日

ベルギー1泊2日 ゲント編



2日目は東フランダース州の州都、ゲントへ。

ブルージュから電車で30分弱、ゲントのダムポールト駅に到着。
市街地までは少し距離があるのでぶらぶらとのんびり歩きながら移動。

途中通り抜けたのは、下町っぽい感じの移民街。
早くもブルージュとは少し違う雰囲気。



金曜日広場 (Vrijdagmarkt=フライダフマルクト) に到着。

日曜日にはこの広場で市が立つそうです。
金曜日広場の日曜市。ややこしい。

我々が訪問したのは日曜日。
マーケットを少し見学。



動物系の露店が多数出ていました。

小鳥、金魚、コイ、ザリガニ、うさぎ、ハムスター等々。
うさぎはかわいい。金魚は掬いたい。

オランダでは動物を売ってるところは見たことないので意外な感じ。



続いてはバーフ広場へ移動。

この広場の西側にある鐘楼には上る事ができます。
ギルドの繁栄の象徴として14世紀頃に建てられたそうです。

早速、鐘楼の上部へ。
移動手段はまさかのエレベータw



展望スペースからの眺め。

中世のこの街は毛織物業で繁栄し、パリに次いで世界第2位の大都市だったそうです。その後、徐々に衰退して今ではベルギーで3番目の大きさの都市になってしまったとのこと。

そんなに大きな都市だったとは…。
この眺めからは想像できないなぁ…。



引き続き街をぶらぶら。

この街も古い建物がとても多い。
カフェや雑貨屋などもあって街歩きが楽しめます。

運河沿いの建物群もなかなか良い雰囲気。



左は聖ミカエル橋からの眺め。
右は川沿いのグラスレイ(香草河岸)と呼ばれる地域の街並み。

昔栄えていたという事にも頷ける景色。
これは素晴らしい。


付近に運河クルーズの船着場があったので早速チケット購入。
船の上からも街並みを楽しもうという作戦。

順番が来たので船に乗り込み、いざ出航!
しかしここで誤算が…。

船が出たと同時に降り出す雨。しかも土砂降り。
船に乗ったまま橋の下で雨宿りするも雨脚は衰えず…。

結局クルーズは途中で中止。

代金は戻ってきたけど、う~ん残念…。
しかもズブ濡れだし t_t



船から上がると同時に降り止む雨。
しかも急速に回復。しばらくすると、晴れ。

気を取り直し、再び街歩き。
左は小ベギン会修道院。なんか古そう。

歩き回ってたら時間が来たので、そのまま駅に向かって観光終了。
ゲントはとても見所の多いところでした。


そ、れ、に、し、て、も、船に乗ってる間だけ雨がふるとは…。
一体どういうことだ~。コラ~!

って思ったけど、ま~人生そんなもん。
仕方ないか。C'est la vie だねw


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2008年5月27日火曜日

ベルギー1泊2日 ブルージュ編



隣国ベルギーのブルージュへ行ってきました。

ロッテルダムからアントワープを経由し、電車を乗り継いで2時間40分。
日帰りできない距離ではないけど今回は1泊。

ブルージュに到着してすぐに感じたのは他の街との街並みの違い。オランダのそれとも違うし、同じベルギーのアントワープやブリュッセルのとも違う。

なんというか、遠い国に来たみたいな雰囲気。



旧市街の中心、マルクト広場へ。
たくさんの観光客、馬車で賑わってました。

右は西フランダース州庁舎。
やはりこの街も庁舎が立派。



広場の南側にはこの街のシンボルである鐘楼があります。
15世紀末に完成したこの建物には上ることができます。

さっそく、塔の上部へ



塔の上から見えたのは素晴らしい景色。
狭くて急で滑りやすい階段を上った甲斐があります。

遠くまで美しい街並みが続いてます。

この街は昔は港町として栄えていたのですが、運河の沈泥により船の出入りが出来なくなり15世紀末に街の発展が止まってしまったそうです。

その結果、中世の街並みが今も残っているようです。
なるほど。

どうりで違う国みたいに感じたわけだ…。



遠くを眺めるのも綺麗だし、足元の建物を見ても綺麗。

左は運河沿いの建物群。とんがり屋根が特徴的。
右は市庁舎。建てられたのは15世紀。ブルージュ最古の建物の1つ。

この街は 「天井のない博物館」 と称されることもあるそうです。
大げさではなく、そんな感じ。



引き続き街をぶらぶらしていると運河を走る船を発見。
小さな船体に人がぎっしり。

気になったので早速乗ってみることに。



街中の運河をすり抜ける観光船。
緑も豊富でなかなか良い景色。

この地方の訛りなのか、凄い巻き舌の英語ガイド…。
何言ってるかほとんどわかりませんでしたw

運河の綺麗なこの街は「北のベニス」と呼ばれることもあるそうです。
いつか本物のヴェネチアに行ってみたい…



夜の街も楽しもうと夕食のあともぶらぶら。

写真は22時くらいのマルクト広場。
なかなか暗くなりません。

この後もう少し粘ってライトアップされた鐘楼を見学してこの日は終了。
石畳の街は歩き回ると足にきます。へろへろ。


それにしても、ベルギーにこんな綺麗な街があったとは。
もっと早く気付いてればよかった。

オランダ・ベルギーだけでも回りきれそうにないな~。
いろんなところに行きたいです。

こりゃ、仕事ばかりしてる場合じゃないなw


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2008年5月26日月曜日

3周年イベント



今月で結婚してから3年経ちました。
早いな~。

これもみなさまに仲良くして頂いているおかげです。
ありがとうございます。

考えてみれば、結婚してからの生活の半分以上は海外。
ちょっとここらでリフレッシュしよう、ということで週末は旅行をしてきました。

3周年だし、せっかくなので気分良く…。

ちょ~っとだけ良いめのホテルを手配。 (部屋の窓から移民街の洗濯物が見えたり、ビール工場の隣りだったり、郊外まで移動したりしない、中心部のホテルw)

ガイドブックに載ってる店で食事。 (地元のおっさんで賑わう、メインストリートから一本はずれた通りの店ではなく、街のど真ん中のレストランw)

写真はホテルからの眺め。
当然ながら今回の旅行は、1泊だけw

それにしても、3年前は想像できなかった生活してるな~。
来年はどうなるのかな~。

ま、二人でぼちぼちやっていく予定です。
ということで、これからもよろしくお願いします。

旅行の様子はまた、改めて。

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2008年5月20日火曜日

ロッテルダム観光船



たまには、ロッテルダムでまったりとした休日を。
天気も良かったのでロッテルダムの観光船 「Spido」 に乗ってみました。

航海の所要時間は 75分。
ロッテルダム港ミニクルーズ。



出航してすぐに見えたのは「エラスムス橋」。
この街出身の人文学者、エラスムスの名を冠した橋です。

ロッテルダムといえばこの橋。
観光客用の絵葉書になるくらい、ここでは有名。

橋の下を流れるのはマース河。
上流へ溯るとライン河になりドイツに入ります。

今回はその逆。海の方へ向けての航海。



市街地を離れてしばらくすると景色が少し変わります。

船から見えるのは大小様々なクレーン。
ロッテルダム港は欧州で一番大きな港。

クレーン、船、倉庫。クレーン、船、倉庫…。
ひたすらこんな感じです。



さらに進んで大型の船舶の停泊するエリアへ。

コンテナ船が荷役中でした。
奥様に全く役に立たないウンチクを語ったところで折り返し。

再び市街地へ。航海は続きます。



左の建物は 「ホテル・ニューヨーク」。

以前、アメリカ向けの船舶を運行するホランド・アメリカライン社の社屋だった建物が改装され、現在はホテルとして利用されています。外観は昔のままです。

右は 「ユーロマスト」。
エラスムス橋と並ぶロッテルダムのランドマーク。

近くにロッテルダム出身の人がいた場合は、「あ~、あのエラスムス橋とユーロマストのある街だね」 と言ってあげれば完璧です。会話が弾むはずです。


船着場に戻り、全行程終了。

何だか観光というよりは社会科見学みたいな感じでしたが、この街の人々の誇りでもあるロッテルダム港を堪能できました。

以上、世界で2番目に素晴らしい港、ロッテルダム港ツアーでした。


あ、ちなみに一番はもちろん、横浜港です。

十数年前に 「されば港の数多かれど~、この横浜にまさるあらめや~♪」と教わりました。詳しくはお近くのハマっ子に聞いてみてくださいw

2008年5月17日土曜日

ストックホルム2泊3日 もろもろ編



他にも見てきたことをダラダラと。

このレンガ造りの建物は、「エステルマルム市場」。
市場には、どの街に行ったときも極力立ち寄ることにしています。

その街の暮らしが垣間見える気がするので好きな場所です。




建物の中はこんな感じ。

中に入ると、市場独特の匂いがしました。
肉屋、魚屋、八百屋の匂いが混ざった感じ。

オランダと同じものが売ってたり、売ってなかったり。
やはり市場は面白い。



ストックホルムの市街地の一角。

郊外ほどではないけど、街中も比較的、緑が多い。
ジョギングしたら気持ちよさそう。



ストックホルムの新市街。

旧市街と比べるとつまらない街のつくりだけど、オシャレな店がたくさん。
家具屋や雑貨屋とか。

現代の日本人と感覚があうのかも。



左はスウェーデンの衣料品店「H&M」。

欧州ではどの街にもあるといってもいい程、たくさんあります。
日本にも進出予定らしい。楽しみ。

だけど、あの甘い縫製で大丈夫なのかなぁ。

右は「ヒュートリエット」の市場。

新市街にも市場がありました。こちらは屋外。
花屋や八百屋が多数。

新市街はたくさんの人で賑わってました。



スウェーデンの民芸品「ダーラヘスト」。
木彫りの馬の置物。

どの土産物屋に行っても鉄板で置いてありました。
スウェーデンでは馬は幸運を呼ぶ動物と考えられているそうです。

我が家も1つ購入。幸せを運んできておくれ。



スウェーデン語の標識。

Ä , Ö, Å ,

A や O の上にウムラウト。A の上にリング符号。
どう読んでいいのか、全然わからない。

異国に来た感じ。



甘いソースの肉団子も食べてきました。
美味しい。IKEA 以外で食べるのは初めて。

右の料理、むちゃくちゃ美味しかったのに名前忘れた。



ストックホルムの地下で虹を発見。
この駅に限らず、地下鉄駅はどこも凝ったつくり。

地下鉄もバスも、トラムも頻繁に来るので便利な街でした。


以上、ストックホルム旅行記終了。
今まで行った中でも上位に来る綺麗な街並みでした。

夏だけなら住んでもいいなぁ。
イイトコでした。