週末のオランダは雲ひとつない晴天。
こんな日はなんの用事がなくても外出せずにはいられません。
なぜなら…… 次に青空を拝めるのがいつになるかわからないからw。
実際、月曜日の今日はいつもの曇天模様へ逆戻り t(T_T。
ということで土曜日は意味もなくロッテルダムの街をぶらぶらしてきました。
当然、街中なので風車はなく、今の時期チューリップも咲いてません。
オランダっぽいものはないかな~、って思って改めて辺りを見回してみると…。
ありました!いいのが。
それは、「自転車」。
オランダは見える範囲すべてが平らといっても過言ではないくらい起伏がありません。そのため、自転車は手頃な移動手段としてあらゆる人に利用されています。
同じ場所に立ってぼーっとしていると、ここは一昔前の北京か?っていうくらいの数の自転車が通り過ぎて行きます。
オランダの路上を歩いていて思うのが「自転車最強説」w。
オランダでは大半の道路に自転車専用レーンが設けられています。
上の写真の両側の茶色いところが自転車専用レーン。
この専用レーンでは、自転車がかなりスピードを出して走行してます。うっかり道路の茶色の部分を歩くと危険です。轢かれる可能性大です。横断歩道と交差するところでも容赦ありません。
歩行者だけでなく、自動車でも同じ。自転車の邪魔になるような走行をしているとボンネットにパンチされるそうですww。
ま、さすがにそれは見たことないけど、自転車を運転してる人が自動車に向かって「チリンチリン」てベルを鳴らし、大声張り上げて自動車をどかしている光景は何回か見たことがありますww。
ということで、もし道路を通行しているものに順位をつけるとしたら、
自転車>歩行者>馬>自動車
きっとこんな感じになりますww。
でも、決して運転マナーが悪いわけではありません。
専用レーンがあるおかげで歩道を歩いてる時は自転車の存在を気にしなくて済みます。茶色いところを歩かなければむしろ日本より安全。
小学校の頃に習った「右に曲がる時は右に腕を出す」みたいなサインを基本的にはみんな出してくれます。
最初見たときはなんかダサいな~って思って見てたけど、自転車がそれなりにスピード出して走ってるのでサインを出してくれないと、かなり危ない。
こちらで暮らしてみて、自転車と歩行者、車が共存するにはあのサインは必要なものだというのが、ようやく理解できました。
他に自転車について気付いたことを並べてみると、
- 種類が豊富。子供を前に乗せるタイプのものや寝転がってこぐもの、ブレーキがないもの等、見たことない自転車が数多く走っている。
- 通勤に自転車利用っていうのも一般的。
- ものを大事にするオランダ人らしく、10年20年は乗っているだろう、というような年季の入った自転車もよく見かける。
- 盗難防止のためか、カギが異様に太い、そしてデカイ。少なくともペンチの攻撃には耐えられるような構造になっている。
そんなこんなでオランダで大活躍の自転車。
でもそんな自転車が唯一勝てないものがあります。
それは…… 天気w。
さすがの自転車も雨の日はお手上げ。
ほんと、オランダの天気は困りもんだ…ww。
って、早くもブチ上げたばかりの自転車最強説に欠陥が…。
う~む、撤回するのもなんなので、全天候型の自転車でもできないかな~(笑。
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